WDWには、アトラクションを効率よく楽しむための方法が複数存在します。どれも似た名前や英語ばかりで混乱してしまうこともありますよね。
本記事では、WDWのアトラクションを予約できるパスについて詳細に解説しています。
アトラクションを効率よく回るための方法
WDWでアトラクションを予約可能な方法は以下の3種類があります。
- LL (ライトニング・レーン)
- ILL (インディビジュアル・ライトニング・レーン)
- VQ (バーチャル・キュー)
LL(ライトニング・レーン)とは
通常のスタンバイの並び列ではなく、待機時間をスキップできる列をLL(ライトニング・レーン)と呼んでいます。
LLは、東京のディズニーリゾートで以前あったファストパスの有料版、と考えるとわかりやすいね
ジーニープラス購入でLLが使えるようになる
ジーニープラスを使うことで、アトラクションやグリーティングのLLの予約が可能になります。またジーニープラスを購入することで、LL以外に以下の特典も利用することができますよ。
- ショーのジーニープラス専用席が利用できる
- 対象アトラクションのライドショットが無料ダウンロードできる
LLの利用方法
ジーニープラスの購入
利用するパークによって金額が変わるよ。パークホッパーを利用予定の場合は、マルチパーク用のジーニープラスを購入する必要があります。
予約方法
ジーニープラスを購入することができたら、LL(ライトニングレーンの予約をしましょう。)
1回目の取得 | 朝7:00から開始されます。場所はどこでもOK |
2回目の取得 | パークオープンの2時間後もしくは1回目のLL開始時間後(いずれか早い方) |
3回目の取得 | 2回目の取得の2時間後もしくは2回目のLL開始時間後(いずれか早い方) |
・同じアトラクションは1日1回のみ利用が可能
・キャンセルや変更は取得後も可能
・LLの利用時間は、開始から1時間以内
人気アトラクションはLLがすぐ無くなってしまうけど、キャンセル拾いという手もあるよ!
LL対象アトラクション
対象アトラクションはそれぞれのパークに数多くあります。
- マジックキングダムに23
- エプコットに12
- ハリウッドスタジオに14
- アニマルキングダムに11
非常に人気の高いアトラクション以外のほぼすべてに用意されているので、課金するなら一番効率よくパークを楽しむことができますよ。
ILL(インディビジュアル・ライトニング・レーン)とは
WDWの中で特に人気のアトラクションは、LL(ライトニングレーン)の対象外になっています。アトラクションごとに個別に課金をして ILL(インディビジュアルライトニングレーン)を購入する必要があります。「My Disney Experience」から購入します。
金額は、10ドルから20ドルで変動性です。
ジーニプラスを購入していなくとも、ILLのみ購入可能です。
ILLの購入方法
直営ホテルに宿泊をしている場合は、朝7時から購入可能です。
それ以外の方は、パークオープン時間から購入が可能です。
・1日最大2つ購入可能(同じアトラクションは1回まで)
・購入後の変更、取消ができない
・アトラクションの利用時間は、購入時に選択が可能
人気アトラクションは、売切れになってしまうこともあるので、気をつけましょう。
ILL(インディビジュアルライトニングレーン)対象アトラクション
パーク | アトラクション | |
---|---|---|
マジックキングダム | 7人のこびとのマイントレイン | トロン・ライトサイクル・ラン |
エプコット | コズミック・リワインド | |
アニマルキングダム | アバター・フライト・オブ・パッセージ | |
ハリウッドスタジオ | ライズ・オブ・ザ・レジスタンス | |
各パークの人気アトラクションが対象です。
WDWに来たら、絶対に乗りたいアトラクションだよね。
VQ(バーチャル・キュー)とは
VQ(バーチャルキュー)とは、アトラクションに乗車するための、オンライン整理券です。
無料で利用することができます。
仮想空間で並び、整理券の順番が来たらアトラクションに乗ることが可能です。
VQ(バーチャルキュー)対象のアトラクションは通常のスタンバイの列がないので、並ぶだけでは乗れないよ
VQ(バーチャルキュー)の利用方法
1日2回。午前7時からと、午後1時から取得が可能です。
午前7時から→入場券を持っていれば利用可能 場所はどこでもOK
午後1時から→対象のアトラクションがあるパークに入園している時に利用可能
・利用は1日1回まで。
・無料のため、なくなってしまう可能性が高い
・時間指定不可
VQ(バーチャルキュー)対象アトラクション
パーク | アトラクション |
---|---|
マジックキングダム | トロン・ライトサイクル・ラン |
エプコット | コズミック・リワインド |
対象は、ここ数年でオープンしたばかりの最新アトラクションだよ
私たちは、午後2時でもVQを取得することができました。購入時間を過ぎてしまっても、忘れずにチェックしよう
まとめ
最後に、それぞれのパスの特徴と課金のおすすめ方針についてまとめます。
LL、ILL、VQの違い
種類 | LL | ILL | VQ |
---|---|---|---|
使い方 | ジーニープラスを購入 | アトラクション毎に購入 | アトラクション毎に予約 |
料金 | 15~35ドル | 10~20ドル | 無料 |
アトラクションの特徴 | 最新・人気アトラクションを除くほぼすべて | 最新・人気アトラクション | 最新・人気アトラクション |
効率的な課金方法
ジーニープラスは是非利用しよう
WDWに来たからには、ジーニープラスの利用は強くおすすめします。LLを利用できるようになることで時短になりますし、時間の有効活用ができますよ。
滅多に来れる場所ではないと思うので、待ち時間は最小限にすべきだと思います。
日本で住んでいる人には滅多に行ける場所ではないので、多少の課金はしても良いのではないかと思うよ!
ILLは最終手段
アトラクションごとの課金となるILLですが、いくつか節約可能な方法があります。
- VQ対応アトラクションの場合、まずはVQの取得にチャレンジする。ダメな場合にILLを購入する
- 公式ホテル特典のアーリーインが使える場合、朝イチでアトラクションに並び、少ない待ち時間で利用する
私たちはホテルアーリーを使った短い待ち時間作戦とVQゲットが成功したので、ILLを購入しませんでした。ILLは最後の手段にすると良いですよ。
WDWは一生に何度も行ける場所ではないと思うので、行くからにはしっかり事前準備していきたいですよね。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。