日常生活

【3Dプリンターを使用】初心者が売れるレベルのワイヤークラフト作品を目指す話

私たち夫婦が趣味で継続している3Dプリンターの活用事例の一つとして、ワイヤーアートに挑戦してみました。今回はこのワイヤーアート(ワイヤークラフト)について記録して行こうと思います。
また私たちが出品しているハンドメイドサイトのラインナップにも加えたいので、もちろん「人に喜んでもらえるレベル」を目指して作っていきますよ。

なお、これまで作ってきた作品や売れ行きなどもまとめた記事もあります。
気になる方はこちらも読んでみてくださいね。

ワイヤークラフトとは

ワイヤーアートとは、ワイヤー(針金)を使ってさまざまな形のものを編み上げるアート作品のことです。個人個人の自由な発想で、どんな形でもできるみたいです。
おそらく、一度は目にしたことがありますよね。

引用:Google「ワイヤークラフト」で検索

このように「ワイヤークラフト」と検索するだけでも、数多くの作品が出てきます。

目標は「人に喜んでもらえるレベルの作品」

「リーズナブルな作品でこれからの新郎新婦の皆さんのお手伝いを」というコンセプトで、ハンドメイドサイトに作品を出品しています。今回の作品も商品のラインナップに加えられるレベルのものを目指しており、新郎新婦の皆さんに喜んでもらえるものとすることが最終目標になります。

しかし今回挑戦するワイヤークラフトは経験なしの初めて。工作が好きで普段から手を動かすことが多いとはいえ、一からワイヤークラフト技術の修行をしていては喜んでもらえるレベルの作品には辿り着くのに時間がかかります。
また商品とするには毎回同じレベルのものを量産できるようになる必要もあります。

そこで3Dプリンターを利用し、少しでも足りない技術を底上げする方法を考えることにしました。

3Dプリンターで活用できるところ

ワイヤーを曲げるときの型(モールド)に使う

初心者でもなるべく早く安定したクオリティを量産するための方法として、作品ごとに専用の型(モールド)を作る方法を考案しました。
ワイヤーの幅に合わせた溝にワイヤーをはめ込んでいくことで、何回やってもワイヤーを同じ曲げることができます。
また型の3Dプリントは1回だけで良いので、フィラメント(3Dプリンター造形の材料)代の節約になるのも地味に嬉しいポイント。

正直、ワイヤーアートのクリエイターには「邪道」と言われるかもしれないですが、3Dプリンターという別のところの”技術”は使っているのでどうか許してください(笑)。

モールドを活かせるワイヤークラフト作品

イニシャルオブジェ

ワイヤーアート作品の最初のラインナップとして、イニシャルオブジェを作ってみました。
どうでしょうか!初めてのワイヤークラフトにしては「それっぽい」作品ができたんじゃないかと思います。

ちなみにイニシャルオブジェは、結婚式のウェルカムスペースでも利用する人が多い人気のオブジェです。
文字のオブジェという特性から、型で作れる平面を2枚先に作り、間を短いワイヤーで繋ぐことで完成します。ワイヤー型を有効活用できる割合が大きいので、3Dプリンターの有効活用術に向いているジャンルといえそうです。

3Dプリンターを活かしにくい作品

3Dプリンターで造形できる型は平面なので、平面が少なく曲面の多い立体作品にはこの方法は向いていないと考えています。
立体の型も3Dプリンターで作れなくはありませんが、ワイヤーをはめた後に抜き取ることを考えると、かなり制限がかかってしまいますよね。

しかし逆に考えれば、型を抜き取る方法さえ思いつけば、より自由度の高い立体作品を作れるということも言えます。
こちらに関しては継続検討し、新しいものができそうであればまたブログに更新していく予定です。

結果

ハンドメイドサイトの出品では、口コミという形で5段階評価のユーザーの感想がもらえます。
現在は2024年8月に販売を開始して販売実績は3件。口コミをもらえたのは2件で、ありがたいことにどちらも☆5をいただきました。

ただ評価するには件数がまだまだ少ないと思うので、また件数が増えてきたら追記予定です。

まとめ

「3Dプリンターをワイヤークラフトに利用する」というマニアックな記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が、読んでくれた方の新たな作品づくりのヒラメキにつながることを願っています。一緒にものづくり生活を楽しみましょう!