3Dプリンターを使った副業の体験談！うちは月に3万円くらい

私たち夫婦は、3年ほど前から3Dプリンターを使った商品販売の副業を続けています。
今回は、この3Dプリンター副業に焦点を当てて記事を書いていきます。

3Dプリンターでどんなモノを作ったら売れるのか

作品の紹介

私たちがこれまで作ってきた作品をいくつか紹介します。
実は本ブログと同じ名前でハンドメイドショップminneやCreemaで出品しているんですよ。
もしよければ、インテリア雑貨ブランドRoro Coco Factoryも覗いてみてくださいね。

ウェルカムオブジェ

ウェルカムボード

イニシャルオブジェ

他の人の作品のアイデア

私たちが過去に参考にしたことがある他の人の作品のアイデアとしては以下のようなものがありました。

これらの作品はオンラインハンドメイドショップminneで検索するだけでもたくさん出てきます。
まさに3Dプリンターユーザーの数だけたくさんのアイデアがあり、数多くの作品が出品されていることがわかりますね。

3Dプリンター販売に向いているもの

3Dプリンターのメリットは、作れる作品の自由度が高いことです。そのため副業として3Dプリンターを利用するなら、一点一点作る必要があるカスタマイズ性の高いものを作るのが良いと思います。

その理由は、3Dプリンターは全く同じものを大量生産するのには向いていないからです。実際便利なものが作れたとしても、金型などを使った大量生産品がライバルに現れてしまえば、製造時間もコストも3Dプリンターでは敵わないことは明白です。

作ったものをどこで販売するか

今から始めるならメルカリSHOPSがおすすめ

オンライン販売ができるプラットフォームはありますが、最初はメルカリもしくはメルカリSHOPS1本に絞って始めるのが良いでしょう。
メルカリSHOPSは、通常のオンラインショップのように1つの出品ページで複数の在庫を登録できるサービスです。売れた後にいちいち出品し直す手間が必要ないのが利点です。

またメルカリSHOPSをおすすめする理由には、以下のようなものもあります。

慣れてきたらオンラインハンドメイドショップにも出品しよう

3Dプリンターで安定して品質の良い作品を生産できる自信がついたら、minneやCreemaなどのハンドメイドショップに並行して出品しましょう。

残念ながら、「一気に大量注文が来てさばけないよ〜(><)」という嬉しい悲鳴を上げられることは基本的にはないです。
メルカリと並行して出品することで、間口を広げてできるだけ多くの注文を受けられるようにしましょう。

どのくらい儲かったのかの経験談

売り上げを立てるのはすぐに可能

私たちは、初めてメルカリで出品してから数日で注文が入りました。

販売実績を作るためにも、最初は競合の他の出品と比べて赤字にならない程度の格安価格に設定するのがコツです。
価格は後から上げていけばいいのです。

最初から欲をかきすぎなければ、利益で見ても数百円程度はすぐに稼げると思います。

3ヶ月程度で月3万円の売り上げ達成

3ヶ月くらい経った頃には少し自信がついてきたので、価格を競合の出品と同程度に引き上げました。その頃は月に１５件程度は売れるようになっており、ついに3万円台に乗りました。

しかし後からわかったことですが、今の販売方法では、この金額が自分たちの平均売上の頭打ちにもなりました。

現在は繁忙期で5万円、閑散期で1万円

自分たちの作品はウェディング需要のものがほとんどです。その結果、挙式の繁忙期や閑散期と連動してしまい、真夏の前や年末年始の前には売れ行きがガクッと下がることが判明しました。この時の売り上げは、1万円ほどまで下がることもあります。

反対に繁忙期は30~40件ほど売れ、1ヶ月間3Dプリンターは休みなしで稼働しています。そのときの売り上げは、5万円台に乗ります。

実際の利益は……

売上だけ聞くと副業として中々では？と思う方もいるかもしれませんね。しかしこの売り上げを出すためには、材料のフィラメント代や電気代、梱包・発送費がかかっています。

売り上げから必要経費を抜いて、ようやく残ったものが自分たちの利益になるんですね。

そしてその結果、ハンドメイド2年目の1年間の利益は、なんとたったの15万円。20万に満たないので、確定申告の義務すら生じない悲しき数字です。

まとめ

売るものは自分で考え抜いたオリジナルの作品を作ろう

3Dプリンターの一番良いところは自分で自由に好きなものを作れることです。
ぜひ自分の好きなものを作って欲しいですし、それがもし受け入れられて売れるというのはとっても嬉しいものです。ぜひみなさんにも経験してもらえたらな、と思います。

ただし、間違っても他の人の作品の丸パクリをしないように気をつけましょう。作るモノやジャンルは参考にして問題ありませんが、デザインまで真似るのは他のクリエイターに対しても失礼な行為です。
ぜひ自信を持って、自分だけのオリジナル作品を作っていってくださいね。

おすすめポイントまとめ

最後に、本記事の個人的要点を以下にまとめます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が、新たなる3Dプリンターユーザーやクリエイターの誕生に役立つものになれば幸いです。