フロリダにあるウォルトディズニーワールド(WDW)はディズニー好きなら一度は行きたいテーマパークですよね。
私たちも新婚旅行で遊びに行き、本当に夢のある時間を過ごすことができました。
とはいえ日本から時差-13時間のアメリカ南東部にあるフロリダ。そうそう気軽に行ける場所ではありません。
旅行前にはしっかりと入念に準備をしましょうね。
この記事では、とくにWDW初めての人に向けて、必要な事前準備事項をお伝えします。
パークの情報は変更が多いので、最新情報をチェックしましょう。
今回は、2024年4月の情報で記事を作成しています。
WDWの基本情報
旅行計画を立てる前に、まずは広大なWDWの基本的な情報をおさらいしましょう。
パークの基本情報
WDWには4つのパークと2つのウォーターパークで構成されています。
敷地面積は、東京のディズニーリゾートの60倍以上あると言われています。
4種類のパーク
- マジックキングダム
- エプコット
- アニマルキングダム
- ハリウッドスタジオ
パークは9月中旬から11月上旬にハロウィンイベント、11月上旬から12月下旬にクリスマスイベントを実施しています。
この時期は繁忙期となるので、あえて避けるという手もあるよ
2種類のウォーターパーク
- ブリザードビーチ
- タイフーンラグーン
僕たちは季節の関係で行けませんでしたが、余裕があって暖かい時期に行く方はプランに入れても良いですね
滞在期間を決めよう
東京からフロリダまでの経路
成田、羽田からWDW最寄りのフロリダ州オーランド空港までは、直通の便がありません。
まずアメリカの国内都市の空港へ行き、そこを経由してオーランド空港へ向かう必要があります。
またトランジット(乗り換え)時間にもよりますが、所要時間は合計で約17時間から20時間ほど。
さらにオーランド空港についてからも、WDWまでは車で約40分ほど移動しなければいけません。
移動には、体感で丸一日かかると思っていた方がいいね
私達は人気イベントが終了して、閑散期の1月に行ったよ。
閑散期は予算を抑えられるのがメリット
4つのパークを十分に楽しむのには、何泊必要?
せっかくの海外旅行でもあるので、定番の4パークをすべて楽しむことをおすすめします。
一例として、私たちが立てたスケジュールをお見せします。
4パーク全てを回る前提で、余裕をもって6泊9日でスケジュールを組みました。
1日目 | 移動日 |
2日目 | ハリウッドスタジオ |
3日目 | マジックキングダム |
4日目 | アニマルキングダム |
5日目 | エプコット |
6日目 | フリータイム(予備日) |
7日目 | 移動日 |
8日目 | 移動日(日付変更線通過) |
万が一の予備日だったけど、僕は4日目に本当に体調を崩したよ。
それでも予備日おかげで、行きたい場所にはすべて行けてよかった……
ほんとにね♡(もっと体力つけてね)
宿泊ホテルを決めよう
WDWホテルの基本情報
テーマパークの外でもディズニーの世界を楽しむなら、ディズニーの直営ホテルがおすすめです。
パークへの移動手段「シャトルバス」や「スカイライナー」のステーションへのアクセスも良好で、時間を効率的にも使えますよ。
また直営ホテルに宿泊すると、以下の特典があります。
〜直営ホテルの特典〜
- 4つのテーマパークに通常開演時間より30分早く入園ができる
- WDWのレストランの予約の優先がある
- シャトルバスやモノレールなどパークまでのアクセスが無料になる
- ILL(インディビデュアル・ライトニング・レーン)を朝7時から購入できる
パークに通常よりも早く入園できると、短い時間で人気のアトラクションを楽しむことができるから嬉しい
ところが正直な話、WDW近くにはほとんど公式ホテルしかないので、宿泊者はほぼ全員受けている恩恵なんですよね。
スタートダッシュは気合入れていきましょう。
ILLについては、別の記事で詳しく説明しますが、詳細をざっくりと説明すると、以下のようなパスです
WDW内には、直営ホテルだけでも30以上あります。ホテルは4つの種類に分かれていて、予算や受けたいサービスに合わせて選ぶことができます。
ILLとは
・指定されたアトラクション単体の有料ファストパス
・人気アトラクションでのみ用意
ホテルのグレードは4つ
WDW内には、直営ホテルだけでも30以上あります。それらホテルは4つのグレードに分かれていて、予算や受けたいサービスに合わせて選ぶことができますよ。
〜4つのホテルの種類の違い〜
・デラックス
最高級のホテルならではのサービスやキャラクターダイニングのレストランがある
・モデレート
デラックスほど高くはなく、快適なサービスが受けられる。
・バリュー
シンプルな客室でダイニングはフードコートのみ。予算を抑えたい人のおすすめ。
・ヴィラ
長期滞在用にキッチンや洗濯機などがついた別荘型の客室が魅力。
私たちは、バリューホテルの「ディズニーポップセンチュリー」に宿泊をしました。
グレード毎にホテル数が多いので、幅広い予算や用途に合わせて選ぶことができます。
「ホテルはゆっくり休めるだけで良い」と考えている方は、バリューホテルで十分だと思います。
パークチケットを購入しよう
WDWのパークチケット基本情報
WDWのパークチケットは、大きく分けて4種類あります。
チケットの価格は変動性となっているので注意が必要です。
WDWのチケットは4種類
〜WDWの4種類のチケット〜
・ベースチケット
1日に4つのパークのうち、1パークに入園が可能なチケットです
・ウォーターパーク&スポーツ
ベースチケットの内容にプラスして、ウォーターパークなども利用できます。
・パークホッパーチケット
4つのパーク全てに入園可能
・パークホッパープラス
パークホッパーの内容にプラスして、ウォーターパークなども利用できます。
一度購入したチケットのキャンセルは不可となっています。購入の際は気を付けましょう。
ベースチケットの価格例
2024年5月1日 ベースチケット | 合計金額 | おおよその1日あたり価格 |
---|---|---|
3日間 | 68,003円 | 22,668円 |
4日間 | 85,584円 | 21,396円 |
5日間 | 93,992円 | 18,798円 |
6日間 | 97,567円 | 16,261円 |
パークホッパーチケットの価格例
2024年5月1日 パークホッパー | 合計金額 | おおよその1日あたりの価格 |
---|---|---|
3日間 | 80,001円 | 26,667円 |
4日間 | 99,902円 | 24,773円 |
5日間 | 107,501円 | 21,500円 |
6日間 | 111,077円 | 18,512円 |
複数日数分まとめてチケットを購入をすると、1日あたりのパークチケットの金額が安くなります。旅行会社のサイトから予約すると、公式HPより割引価格になっている場合もあるのでチェックしてみてください。
ベースチケットとパークホッパーチケットどっちを買う?
ベースチケットとパークホッパーチケットどちらを購入するか。
WDWを旅行する上で、悩まれるポイントだと思います。
購入日数 | ベースチケット1日当たり | パークホッパー1日当たり | 差額 |
---|---|---|---|
3日間 | 22,668円 | 26,667円 | +3,999円 |
4日間 | 21,396円 | 24,773円 | +3,377円 |
5日間 | 18,798円 | 21,500円 | +2,702円 |
6日間 | 16,261円 | 18,512円 | +2,251円 |
パークホッパーとベースチケットの価格を比較してみました。
5日間のパークチケットを購入する例の場合、ベースチケットとパークホッパーチケットの金額差1日あたり約2,700円となります。
5日間で1万円以上の差額になりますが、私たちはパークホッパーチケットを購入しました。予定を計画する上でも自由度が高くなり便利だったので、パークホッパーにしてよかったと思っています!
滅多に来られないWDWを全力で楽しみたいと考えるなら、複数のパークに入園できた方がメリットは大きいのではないかなと。この差額はそこまで高くないと考えました。
航空券を購入し、オーランド空港から移動手段の確認
航空券の購入
ホテルやパークチケットを購入することができたら、航空券の準備をしましょう。
WDWまでは、直通便がないため乗り換えが必須です。アメリカの入国審査には時間がかかるため、乗り換えは2時間以上は余裕をみた方が安心だと思います。
私たちは、デルタ航空を利用し、デトロイト空港で乗り換えをしました。
〜デルタ航空、デトロイト経由を選んだ理由〜
①航空券が1番安かった
航空券予約の比較サイトを確認した際に、安く購入をすることができました
②雪の影響を受けない、経由地を選択した
乗り継ぎとして、人気のシカゴ空港は雪で閉鎖されることも多いので注意
今回の旅行でデルタ航空を初めて利用しましたが、機内食も美味しかったですし、デルタ航空アプリも使いやすく、快適な空の旅を楽しめました。
ESTAに申請をする
航空券の準備ができましたら、ESTAを申請しましょう。
アメリカに入国する際には、必ずESTAの申請が必要です。
現在ESTAの申請料は、21ドルとなっています。有効期限は2年間となっています。
ろろここ夫婦は、ESTAの偽サイトで申請をしてしましました。似ているサイトが多いので、申し込むをするときは必ず間違えがないか確認してください。
こちらの偽サイトについての注意喚起は別記事でまとめます。
間違えて申し込んでしまった場合の対策もまとめるので、今しばらくお待ちくださいね。
オーランド空港からの移動手段の予約をする
以前は直営ホテルに宿泊をすると、空港からホテルまで無料の送迎バスがありました。
しかし残念ながら、2024年4月現在は終了しています。
他の移動手段にはタクシーやUberもありますが、初めての海外の人は少しハードルが高いとも感じますよね。
そんな方には、「MEARS CONNECT」というサービスがおすすめです。
〜MEARS CONNECT(ミアーズコネクト)とは〜
・オーランド空港とWDW直営ホテル、周辺ホテルを運行するシャトルバス
・料金は、大人往復32ドル
・24時間営業なので、飛行機が遅れてしまった場合も安心して利用できる。
「MEARS CONNECT」は、事前予約制です。乗車の際は、チップも忘れないように用意しましょう。
MyDisneyExperienceに登録する
「MyDisneyExperience」の登録も忘れずにしましょう。
スマートフォンのアプリもあるので、忘れずにダウンロードしてください。
現地でもアトラクションパスの予約など、楽しむために必須のアプリです。
ダウンロードができたら、予約情報をリンクしましょう。家族情報も忘れずに連携してくださいね。
レストランの予約をする
WDWは60日前から、レストランの予約をすることができます。
レストランの予約も「MyDisneyExperience」から簡単にすることができます。
予約開始時間は、フロリダ現地時間の60日前の朝6時です。
(サマータイムなどもあるので注意⚠️)
人気のレストランは、なかなか予約が取れません。出だしで予約を取れなくても、まだ諦めないで。
日本のパークのレストランよりは、キャンセルが出ることが多い傾向があります。
こまめにアプリを確認して、キャンセル拾いに励みましょう。
直営ホテルの宿泊特典として、チェックインの60日前から宿泊期間チェックアウトまでの先の日程まで、まとめてレストラン予約をすすめることが可能です。
レストラン予約については、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて読んでみてくださいね。
メモリーメーカーを購入する
WDWでは、パーク内の写真撮影のサービス「フォトパス」がとても充実しています。
「フォトパス」が利用できる場所は、100ヶ所以上用意されています。通常の撮影はもちろん。アトラクション内での撮影や、動画撮影、マジックショットなど、旅の思い出を残すのにぴったりです。
〜メモリーメーカーとは〜
WDW内で撮った「フォトパス」を無制限でダウンロードすることができるサービスです。「フォトパス」を1枚ダウンロードすると、19.95ドルかかります。
WDWは長期滞在で楽しむ方が多いので、メモリーメーカーを購入することをおすすめします。メモリーメーカーは、「MyDisneyExperience」から、事前購入が可能です。事前購入すると割引のサービスもあります。
メモリーメーカーは3日前の事前購入は185ドル、滞在期間中の購入は、210ドルです。同じグループでしたら追加料金などはありません。利用したい方は、事前購入がおすすめ。「MyDisneyExperience」から購入しましょう。
僕たちは、6日間で500枚以上の「フォトパス」を撮ってもらったよ。
グリーティングをたくさん楽しみたいと思っている方は特に購入をおすすめします。
マジックバンドのカスタマイズをする
マジックバンドは、WDW内のいろんな場所で利用をすることができる、WDWに行く際にはかかせないアイテムとなっています。
〜マジックバンドでできること〜
ホテルのルームキー
パークチケット
フォトパス
キャッシュレス決済
マジックバンドがあれば、手ぶらでパークに行くことも可能です。パークの支払いも、全てマジックバンドで可能です。
到着の5日前までに「MyDisneyExperience」から注文すると、ホテルのフロントから受け取ることができますので、こちらも事前に準備をしましょう。種類もたくさんあるので、選ぶのも楽しいですよ。
ホテルにオンラインチェックインをする
直営ホテルに宿泊をした場合は、60日前から「MyDisneyExperience」を使ってオンラインチェックインが可能です。オンラインチェックインをすると手続きを省略することができ、フロントに立ち寄らずに部屋に行くことができます。
オンラインチェックインでは、お部屋のリクエストもすることができますよ。
以上が、WDW旅行の前の事前準備となります。
WDWは、事前の準備が本当に大切です。皆様の素敵な旅の参考になることを願っています。