石垣島は夏の有数の観光スポットですが、冬も楽しむことができるのか、気になる方も多いですよね。
この記事では、私達が冬に実際に旅行して感じた正直なメリットやデメリットをご紹介します。
また、持っていって良かったものや服装、冬に訪れた際に回った観光名所の様子も合わせてご紹介します。
冬に石垣島の旅行を計画する皆さんの参考になれば嬉しいです。
石垣島に冬に行って良かったこと
とにかく安い
冬の沖縄は1年を通して一番の閑散期となり、夏と比べて格段に安く滞在することができます。
私達が宿泊したANAインターコンチネンタル石垣を例に挙げても、夏は8万円オーバーすることもある部屋が、冬滞在だと約1万円で宿泊することができました。
旅行は少しでも安くいきたい人たちにとっては、これ以上ないメリットになることでしょう。
人気店の予約が取りやすい
石垣島には、100回以上も予約の電話が繋がらない有名店があります。
ところが私達は幸運なことに、なんと4回目の電話で予約を取ることができました。
このように人気のスポットを訪ねる場合は、競争率が圧倒的に下がることがメリットと言えるでしょう。
マングローブツアーが快適
私達は西表島のカヤック&滝登りツアーに参加しました。
濡れることがあるためレインコートが必須でしたが、それだけ着込んでも快適な気温で過ごすことができました。
ツアーガイドさん曰く、夏場は熱中症になるレベルで熱いそうなので、カヤックツアーに重きを置く場合は大きなメリットになりますね。
石垣島に冬に行って残念だったこと
晴れが少なく、曇りが多い
冬の石垣島は曇りが多く、日照時間が一年を通して少ない時期です。
観光名所には海と空のコントラストの美しい灯台や夕焼けなどが多くありますが、曇り空になると感動も半減してしまいます。
フェリーの欠航が多い
冬の八重山諸島は海も荒れがちになります。
石垣島から他の八重山諸島のアクセスには、フェリーが用意されているので利用する方もきっと多いでしょう。
海が荒れることで、とくに西表島行きなどは欠航が多く、半数ほど便が減少します。
石垣島だけで観光を終えるなら問題ありませんが、他の八重山諸島に足を延ばす方はしっかり事前に情報をチェックすることをお勧めします。
服装・持ち物について
薄手の長袖の重ね着がおすすめ
冬でも気温は高く、20度以上になることが多くあります。暑がりの人は半袖で過ごすこともできるほど。
ただし旅行中に雲が厚く北風が吹いて肌寒くなることも多々あるので、重ね着できる薄手の長袖は必ず持っていきましょうね。
あったら便利だったもの
ユニクロのウルトラライトダウン
いくら石垣島の予報が温かくとも、家から空港までは防寒が必要ですよね。
私達は、このような旅行のときはユニクロのウルトラライトダウンを使用しています。
これがあれば真冬の寒さでも問題なく過ごせますし、到着してから不要になれば折ってペットボトルくらいに大きさに圧縮することができます。
防寒着をコンパクトに運べるので、本当にありがたい商品です。
冬の観光名所の様子
川平湾で見る絶景とグラスボート体験
川平湾は、石垣島の絶景スポット。世界的旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、沖縄県で唯一の最高評価「三ツ星」を獲得しています。
景観を守るためでもありますが、潮の流れが早いということもあり遊泳は禁止されています。
展望台やグラスボートがあるので、景観を楽しむのが定番です。
景観
冬らしい曇空でしたが、エメラルドの海の景色を楽しむことができました。
川平湾には、おしゃれなキッチンカーがたくさん止まっています。
ベンチもあるので、購入したドリンクを片手に一休みするのもおすすめです。
グラスボート
グラスボートは船底がガラス張りになった観光船で、川平湾の美しい海を間近に体験できるアクティビティです。
着替えずボートに乗船するだけなので、気軽に参加する事ができますよ。
所要時間は約30分程度と短い船旅ですが、移動中もずっと船底を見ていると酔ってしまうので気を付けましょうね。
グラスボート体験ができる会社は複数ありますが、私たちはぐるくんさんのグラスボートを利用しました
川平湾は満潮時、干潮時で見ることができる景色が変わってきます。
満潮時の方が水深が深く、移動可能な範囲が増えるのでおすすめ。
ぐるくん公式HPでは毎日おすすめの時間帯を更新しています。
行く前には必ずチェックをしてから行ってみてくださいね。
私たちは、満潮に近い時間帯に参加したところ、なんとグラスボートからウミガメを見る事ができました。
ウミガメに会えるかどうかは運だそうです。私たちはラッキーでした
ぐるくんさんは、事前予約をすると23パーセントOFFですが、
当日予約でも受付時に公式HPにある割引券をスマホで提示すると20パーセントOFFになります。
割引券を活用してお得に楽しもう
ぐるくんさんを利用する場合は、専用の無料駐車場が使えますよ
石垣島人気ホテル フサキビーチリゾートホテル
フサキビーチリゾートホテルは、亜熱帯の植物が溢れる広大な敷地の中に、赤瓦屋根のヴィラの客室が、並んでいるのが特徴です。
今回私たちはヴィラスタンダードのお部屋に宿泊しました。
ヴィラタイプのお部屋に宿泊するのは、初めて!
南国気分を味わうことができました。
少し古いタイプのお部屋でしたが、快適に過ごすことができました。
ベットは固くて夜なかなか寝付けなかったけど……
ホテルの敷地内をお散歩。このとき以降、ずっと曇りの空模様となりました。
今回は2月でしたのでプールは利用しませんでしたが、フサキビーチリゾート内には、プールも3箇所あり、夏であればホテルで1日過ごすことができそうですね。
またこのようなリゾートホテルには珍しく、大浴場ががあります。旅の疲れを癒すことができますよ。
西表島ピナイサーラの滝ツアーへ
マングローブカヤック&ピナイサーラの滝観光1日ツアーに参加しました。
雨が降ったり止んだりの気候でしたが、無事ピナイサーラの滝にも上ることができました。
西表島ツアーの詳細は別記事にまとめる予定です。(執筆中)
本記事ではでは冬のツアー中の景色をどうぞご覧くださいね。
左右をマングローブが覆う広大な川を二人乗りカヤックで進みます。
ピナイサーラの滝の頂上に到着。
ピナイサーラの滝つぼへも行きました。
すごい迫力でした、滝の飛沫が飛んできてびしょ濡れです。
暖かければ、滝の中に入り水遊びを楽しむことができるとのことですが、今回は天候不良とのことで水遊びは断念しました
石垣人気ホテル ANAインターコンチネンタル石垣
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは、ラグジュアリーリゾートホテル。
リゾート気分を味わうことができるホテルとなっています。
大きいホテルということもあり、チェックイン時に長蛇の列が。閑散期でもチェックインまでに30分程時間がかかりました
閑散期でも利用者が多い人気ホテルということですね
今回私達が宿泊をしたのは、2023年にリニューアルをしたコーラルウィング棟のデラックスルームです。
リニューアルをしたばかりということもあり、とても綺麗なお部屋でした。
「ベットや枕がふかふかでした。バスルームも新しくなっておりとても綺麗でした。」
ベットや枕がふかふかでした。バスルームも新しくなっておりとても綺麗でした
デラックスと名前にありますが、本ホテルの一番安い部屋です。
ここに1万円程度で宿泊できたので、コスパ抜群ですね。
竹富島
フェリー乗り場から、竹富島へ向かいます。
フェリーは2つの会社(安永観光さん、八重山観光さん)から石垣港から竹富島へ30分から1時間に1本程度に出ています。どちらの会社でも大きな違いはないので、次に出発するフェリーに乗りましょう。
石垣島から竹富島までは、フェリーで約15分で到着します。
冬の閑散期のためか、チケットの売り切れはありませんでした。
どうしても乗りたいフェリーの時間がある場合は、繁忙期は事前に予約した方が安心です
竹富島に来たら、絶対のりたい水牛車
竹富島での水牛車は、以前は竹富観光さんと新田観光さんの2種類あったようです。
しかし2024年2月現在、新田観光さんは水牛車を休止中。利用できるのは竹富観光さんのみとなっています。
閑散期は水牛ツアーも事前予約なしに、参加することができました。
竹富島に到着すると、フェリーの近くにガイドさんがいるので、
利用したいとお伝えましょう。
水牛車は大人1人、3,000円でした。 約25分のツアー。
ツアー中は、ガイドさんが竹富島についてのお話をしてくれます。
さらに後半は、ガイドさんが三味線で沖縄の民謡を演奏してくれました。
最後は、水牛さんと一緒に記念写真を撮ることができました。
水牛によって、性格があるみたいで、ツアーの時間も変動するとのこと。
皆さんも水牛車に乗って、のんびりとした時間を過ごしてみてください。
サイクリングで竹富島を一周
水牛車を降りた後は、サイクリングをして竹富島を一周しました。
サイクリングは、島の中にいくつかありますか、私たちは「まえもりやレンタサイクル」を利用しました。レンタル料は2時間で1,000円で借りることができました。
島には観光スポットがたくさん。
自転車でいろいろ回ってみましょう。
2時間もあれば行きたいところはすべて回れます。
サイクリングを終えた後は、歩いて竹富島のフェリー乗り場へ。
フェリーに乗って、石垣島へ帰りました。
ヤエヤマヤシ群落
ヤエヤマヤシ群落は石垣島北部にあります。
国定天然物のヤエヤマヤシ群落が見られる観光名所となっています。
南国の自然を感じることができました。
駐車場がわかりにくい場所にあるので注意が必要です。
この場所は空を覆うほどヤシが群生しているので、晴れでなくても素敵な写真を撮ることができました
平久保崎灯台
「ヤエヤマヤシ群落」から車で40分ほどの石垣島最北端に位置しています。
海をバックに真っ白な灯台が立っています。
こちらは曇り空の影響を大きく受けますね。本来だと、エメラルドグリーンの海が見渡せる展望台です。
人気の観光スポットなので、駐車場は満車になることもあります。
ただし長時間滞在する人は少ないので、待てば駐車することができると思います。
玉取崎展望台
こちらも天候の影響を受けます。
「平久保崎」から車で20分ほどの東海岸沿いに位置しています。
太平洋と東シナ海を一望する展望台から絶景を見ることができます。
周囲は遊歩道のある公園になっているので、展望台周辺の散策も楽しかったです。
ここには、ほぼ通年ハイビスカスが咲いてるとのこと。
今回は、2月に訪れましたが綺麗なハイビスカスを撮影することができました。
以上が、私達が訪れた冬の石垣島の様子でした。
皆様の旅の参考になると嬉しいです。
冬の石垣島旅行の費用も公開したいと思います。
ホテル+航空券(石垣〜羽田) | 144,400 |
レンタカー4日分 | 12,000 |
西表島ツアー | 22,000 |
竹富島水牛ツアー+サイクリング | 8,000 |
フェリー往復 | 12,560 |
食事代 | 38,450 |
お土産代 | 7,056 |
合計 | ¥244,466 |
リゾートホテルに3泊4日宿泊しましたが、思ったよりも費用を抑えることができました。
まとめ
冬の石垣島旅行についてのまとめは以下の通りです。
- 夏の繁忙期に比べ安く済む
- 人気店の予約が取りやすい
- マングローブのカヤックツアーが快適
- 曇り/雨になることが多く、景色の良い観光名所の感動は半減
- 海が荒れるので、西表島行きの航路に欠航が多い
ポイントを踏まえた上で悩む方は、私たちが訪問した際の写真を参考にしてみて下さいね。
私達は、安くゆっくり過ごすことができて大満足でした。石垣島にはまた行きたいと思っています。
ほんの少しでも皆さんの迷いが解消できれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。